デリケートゾーンの黒ずみのケアにオロナインは効果があるのか?
オロナインはさまざまなお肌のトラブルを解決することができる成分が含まれています。だからこそデリケートゾーンの黒ずみも解消されるのではないか?と思う人もいるようで、実際にネット上には様々な書き込みが公開されています。
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オロナインはデリケートゾーンの黒ずみを解消させることができるのか?
オロナインに含まれている有効成分で注目したいのが「殺菌・消毒作用」「保護成分作用」「スキンケアに効果がある」この3つの作用が働く有効成分がふくまれています。このことを踏まえて考えると、オロナインだけでは効果的にデリケートゾーンの黒ずみを解消させるのは難しいという結論になります。
オロナイン単体で見たときに黒ずみを解消する成分が入っていないことを理解してください。いくらオロナインを塗っても一定の条件であれば効果的かもしれませんが、一般的な黒ずみは解消させるのが難しいです。
オロナインに含まれる成分
オロナインで注目すべき成分は、殺菌作用があるクロルヘキシジングルコン酸塩です。この成分では黒ずみを直接改善する作用はありません。黒ずみは菌が増殖してできたものではないことを十分に理解してください。
また保湿成分として知られるワセリンが含まれていますが、これは肌の乾燥を防ぐ働きがありますが、黒ずみができないように肌環境を整える効果があるかもしれませんが、直接デリケートゾーンの黒ずみを改善できる効果がある成分ではありません。
ケアする目的で使うのはアリかもしれない
オロナインには保湿成分が含まれているので、水分の蒸発を防ぐようにケアしてくれます。肌が乾燥してしまうとデリケートゾーンの黒ずみができてしまうので、そうならないために保湿として利用することもできます。
ただ間違って膣内に入ってしまうのも問題なので、気をつけながら肌の乾燥を防ぐためにケアするという意味でオロナインを使うことを検討しても良いかもしれません。
どの成分が解消できる効果があるのか?
基本的な考え方として黒ずみを解消するために効果があるのが「美白成分」と「メラニンをこれ以上生成させない効果がある美容成分」が含まれている必要があります。これらの成分がオロナインには含まれていません。
オロナインを使い続ければデリケートゾーンの乾燥肌が解消されたり、黒ずみが出ないように予防することはできます。しかし1度できてしまった黒ずみを皮膚から排出させる成分が含まれていないことを十分に理解してください。
オロナインで効果があるかもしれないデリケートゾーンの黒ずみとは?
オロナインには美白成分とメラニンを生成されない効果が期待できる美容成分が含まれていませんが、ニキビが関係している黒ずみであれば効果を期待できるかもしれません。オロナインはニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を抑えることができます。これは殺菌と消毒の作用がある成分が含まれているからです。
注意点としてひどく炎症を起こしていないニキビであれば効果が期待できるかもしれません。炎症が酷くなり赤くなっているニキビに塗ってしまうと、かえってニキビが悪化する可能性があります。
殺菌作用があるからこその注意点
オロナインは殺菌作用があるのでデリケートゾーンで利用するときに注意しなければいけません。それは下着で擦れてしまったり、トイレットペーパーで拭いたときにオロナインが膣の中に入ってしまう可能性があります。もし中に入ってしまうと膣内で消毒作用が働いてしまう可能性があります。
殺菌するから良いでは?と思うかもしれませんが、膣内を殺菌してしまうと様々なトラブルが起こってしまう可能性があります。これは常在菌が膣内環境のバランスをうまく保っているからです。その常在菌をオロナインが殺してしまう可能性があることを十分に理解して使い方に注意してください。
デリケートゾーンの黒ずみを治す成分がオロナインには配合されていない
オロナインはにきびやあかぎれやきりきずに効果がある軟膏なので、直接デリケートゾーンの黒ずみに効果的に作用する成分は含まれていません。にきび以外の原因で黒ずみになってしまったら、美白成分や美容成分が配合されているクリームを使ったほうが改善される可能性が高いです。
オロナインがデリケートゾーンの黒ずみを解消するという口コミなどがありますが、成分を見る限りでは黒ずみの色素を排出するような効果は期待できません。既にオロナインを使っているけど黒ずみが治らないという人は、違うクリームを使ったほうが良いかもしれません。
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